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私の使命

独立当初のホームページに「私の使命」ということで、下記のような記事を書きましたが、
夜中に書いた熱いラブレターを翌朝見たら恥ずかしい内容でドン引きするのと同じで恥ずかしいやら懐かしいやら・・・(^_^;)

平成15年6月4日、この日、私は中小企業のM&A仲介専門会社である小柴公認会計士事務所を設立し、代表取締役に就任しました。この日は、私にとってもう一つの重要な意味がありました。長男がこの日に生まれたのです。何日か前から友人の司法書士にいつでも会社設立登記ができるようにスタンバイしてもらっていたのです。それは、私がM&A仲介業務を専業として丸4年が経った頃でした。今までもサラリーマンとして多くのM&A仲介に携わったのですが、長男から強い運をもらって自分のスタイルで思う存分M&A仲介がしたいということで、会社を作ることにしました。

私の使命は、日本のM&Aに対するイメージを変えることです。

「中小企業のM&Aの現状について」というテーマでよくセミナーをするのですが、セミナー前にいつも受講者にアンケートを取ります。その結果、M&Aに対するイメージは、70%の方が(乗っ取りとか身売りという)マイナスイメージを持っており、10%の方がプラスイメージで、その他は、M&Aって自分には関係ない世界の話でよくわからないという回答です。
しかし、約2時間後のセミナー終了時には、ほぼ100%の方が、プラスイメージになっていただけます。今までこういうテーマについて真剣に考えたことがないためにマスコミ等での情報からマイナスイメージが付いてしまっているのです。

私の使命は、M&A=ハッピーというイメージを定着させることです。

今後何年かかるかわかりませんが、一生をかけて日本にハッピーなM&Aを普及させたいと思っております。そのためには、次の5点が不可欠と考えます。
①トラブルのない関係者全員ハッピーなM&Aを実現する。
②ハッピーなM&A実現のためには、それを仲介する優秀なM&Aプレーヤーの存在が欠かせませんが、できるだけ多くの優秀なM&Aプレーヤーを育成する。
③M&Aを普及させるには、会社規模別のピラミッドでいえば、底辺に位置する中小企業のM&Aの普及が欠かせない。
④M&Aに対するイメージが現段階ではマイナスイメージである以上、このイメージ改善のために業界団体(日本M&A協会※)を作り、全仲介業者がいい仲介を行い、業界のイメージアップに努めなければならない。
⑤M&Aという手段を知らない、または、誤解があるために業績のいい会社を解散して社員や取引先を路頭に迷わせている不幸な状態を作らないようにするため、全国の社長にM&Aという経営戦略を理解していただくための活動を続ける。

今、日本は、過去どの国も体験したことのない急速な高齢化社会になっています。
高齢化=社長の高齢化=後継者不足の発生という問題があります。これらの深刻な問題に対応し、M&A、特に中小企業のM&Aの重要性と必要性が認知され、M&Aを通じて企業が存続し発展する社会が実現するよう少しでもお役に立てたらと思っております。

※日本M&A協会というたまたま同じ名前の団体を2012年に前職の会社が設立したそうですが、独立当初、2016年に上場したM&A仲介会社にも「日本M&A協会を作りましょう」と営業したのが懐かしいです(^o^)


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