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M&Aアドバイザーのお話

皆さんは、新聞等でM&Aの記事を見られたときにどういう感想を持たれるのでしょうか。
大きなM&Aの場合は、買い手や売り手の戦略や業界再編を意識されるのではないでしょうか。新聞記事でもよく「業界再編が加速する可能性がある」ということを書いています。
私はM&A仲介に携わる者として、皆さんと少し違った点で気になることがあります。
それは、どこの誰が仲介したのかという点です。
以前、大手の製薬会社の合併が発表され、その後その合併は破談になったことがあるのですが、この案件を仲介していた都市銀行関係者によると、もし成功していたとすれば成功報酬はなんと数十億円だったそうです。
2016年は、ソフトバンクが英国のアーム社を3.3兆円で買収したことが話題になりましたが、これは日本のM&Aでは過去最高額です。因みにアーム社の売上は1,800億円ほどとのことなので、どういう計算をしてこの買収金額になったのか孫社長の頭の中は我々凡人には分かりません。
また、2016年は、米国の大手製薬会社によるアイルランドの同業社の買収合併が、米政府の圧力(本社移転による節税の規制強化)によって破談になりましたが、なんと1,500億ドル(16兆5,000億円)もの巨額な合併(実質は買収)計画でした。もし、この案件が成約していた場合、アドバイザーの投資銀行等への成功報酬は数百億円だったそうです。
こういう話を聞くと普通は「すごいなあ!」ということになりますが、私は、合併が破談になったという記事を見ると次のようなことを考えてしまいます。
①アドバイザーの詰めが甘かったのではないか
②アドバイザーがリーダーシップを発揮して両社を引っ張れなかったのではないか
③米政府との交渉で何らかの妥協点が見いだせなかったのか

M&A仲介はほとんどが成功報酬なので、成約しなければ全く評価されず、関係者全員が数ヶ月(場合によっては1年以上)振り回され損害を被っただけという悲しい結果に終わります。ほんとに何もしない方が良いという結論です。コテコテの大阪人はこれを「帰って屁~こいて寝てた方がまし。」という言い方をします(^o^)
そこで、今回はこの厳しい世界を引っ張っているM&Aアドバイザーのお話をしたいと思います。

○謎の美人アドバイザー?
監査法人時代の先輩から聞いた話ですが、この先輩が関与している会社が事業譲渡を行ったのですが、これを仲介したのがドイツのコンサルティング会社に勤める美人アドバイザーだったそうです。
M&A業界に女性アドバイザーはかなり少ないのですが、この業界に美人アドバイザーがいたというのは・・・ぜひ一度お会いしてみたいです。
さて、話は戻って、この事業譲渡を行った社長は、最後までM&Aのことがさっぱり分からなかったもののその美人アドバイザーの言うことはすべて受け入れ、その美人アドバイザーに見とれている間にM&Aが終わったそうです(笑)。

○実はインテリアドバイザー
知り合いに東大卒のアドバイザーがいるのですが、この方は毎年結構良い成績を上げています。見た目は、お客さんを「よいしょ」する営業マンタイプで、お客さんが言った言葉に対しては「おっしゃる通りです」としか言わないのですが、実はお客さんの言ってることはほとんど気にせず、自分の中ではM&A成約までのストーリーができているのです。でも最終的にお客さんを自分の思い通りに動かしているのはすごいと思います。

○日本最速アドバイザー?
酔っ払うと毒舌トークになるので性格的にやや難ありですが、私には色々と気を遣ってくれたアドバイザーは、年間数億円を稼いでいる凄腕でした。
何が日本最速かというとお客さんとのミーティングの時間が最速というかとても短いのです。口癖が「お客さんに考える時間を与えてはいけない」というだけあって、お客さんには、「これだけ良い会社はそうありません。買わないと損しますから、買ってください。買わないなら私は帰ります」という具合で丁半博打のように結論を急がせるのです。
それとお客さんから連絡があったときの返事のレスポンスの早さもおそらく日本一ではないかと思います。
そんな凄腕アドバイザーですが、一緒に飲みに行くととてもおもしろく、知らない人が下手な歌を歌っていると「ち~ん!」と鐘を鳴らしたり、もうすぐ人間国宝になるといわれている大御所のお腹を触って、「先生、この中にお宝が入ってるんですか?」と言ったり、とにかく精神的には子供のままでおちゃめなところがありました(^o^)

○大御所アドバイザー
10年以上M&A業界で実績を上げている大御所アドバイザーがいるのですが、笑顔がかわいく誰とでもすぐに仲良くなるという特技を持っています。このアドバイザーのすごいところは、お客さんに対して理論的な話は全くせず「あなたなら絶対大丈夫です」とか「バ~ンといってみましょう」とか長嶋茂雄のように抽象的な話でお客さんを説得してしまうところです。
話は変わりますが、15年ほどのお付き合いになる大阪の公認会計士は、税務調査で交際費の多さを指摘されたときに色々と反論することはせず、「あっそう?」(何が悪いん?という顔をします)の一言で解決してしまうパワーがあります。

M&A仲介は、最終的には人間力がものをいう世界ですので、私もパワーアップすべく、この夏からコナミへ月2回行って筋トレをしています(笑)。


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